2019年10月16日
某カーディーラーで型紙作家さんの展示会が催されており、展示台や装飾の仕事を依頼いただきました。
昨今、予算が潤沢にあることは無いのですが、それでもクライアントさんの意見も反映し、作家さんの作風も考慮して提案させていただきました。
で、提案だけでなく、製作も弊社でしますが、こういった仕事は仕込みが大切で、現場ではできるだけ簡単に設置できるように考えます。
ですので、仕込み段階でどれだけ苦労するかでその良し悪しが決まってきます。
今回もススキの形が綺麗に扇型になるように、まっすぐなススキの枝を熱湯で1本1本曲げていき、完成図を想像しながら曲げ具合を調整しています。
「あちちっ!」と言いながらお湯と格闘すること数時間、ススキの数がそこそこ多かったので結構大変でしたが、納得いく曲がり具合に仕上がりました。あとはこれを生け込んでいくのですが、全体のバランスをとるのが意外と大変で何度かやり直したり。。。。まぁ、でも最終的には苦労の甲斐あって見栄えもよく作品も映えるようなディスプレイができたと思っています。
最近はこのようなディスプレイの仕事は減ってはきていますが、楽しい仕事なのでもっと増やしていきたいなと思っていますので是非是非、本庄までよろしくお願いします!
- こんなことしました。, コレ良くない?!
- ブログ係
- 2019年10月16日